我らに糞降らす天 ドラマスティック御礼!

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔 (新潮文庫)

 我々はクリスマスを呪い、聖ヴァレンタインを罵倒し、鴨川に等間隔に並ぶ男女を
軽蔑し、祇園祭において浴衣姿でさんざめく男女たちの中に殴り込み、清水寺の紅葉
に唾を吐き、とにかく浮かれる世間に挑戦し、京都の町を東奔西走、七転八倒の歳月
を過ごした。真剣に戦っていたわりには、誰も我々の苦闘に気づかなかった。敵はあ
まりにも巨大であり、我々の同士はあまりにも少なかったのである。

読みかけではありますがあまりのアホっぷりに笑い転げた
夜は短しの5000倍くらいアホなんじゃねこれ?感想は読了後にでも